立ち絵の後ろでアニメーションtxt


これは今までの説明を最大限(?)に使用したテンプレです。
立ち絵の後ろで何か複雑なものをアニメーションさせたいとき
のシェルを作るときのスターターともいえるtxtを用意してみました。
概要はこちら



これについては、説明の流れ的に話をわかりやすくするため、耳ピク、尻尾のアニメーションの応用型という形にしてあります。
では、これは一体どんなことをやっているのか?
という説明に入りましょう。
簡単に言ってしまえば、透明な画像をベースとし、立ち絵すらもアニメーションで表示している。
ということです。
まず、基本的知識で説明した、
「アニメーションの設定部分については、順番の早い方が、順番の遅いほうの奥側でアニメーションすると言うこと。」
そして応用知識で説明した
「アニメーションの後、わざと元の状態に戻さない」
「アニメーションのタイミングに0を使う」
を絡めています。
まずelementで、透明なサーフィスを設定しています。
次にアニメーショングループ0で、0時間で、アニメーショングループ1の尻尾アニメーションを発動。
それを受けたアニメーショングループ1は0時間で尻尾を表示してアニメーションを開始。
その後は設定されたアニメーションのタイミングでアニメーションをする。
その尻尾のアニメーションの上に、アニメーショングループ3で0時間で立ち絵アニメーションを発動し、そのまま残す。
これにより、立ち絵の後ろで尻尾がアニメーションすることになるわけです。
後は、耳アニメーションで説明した処理が続いています。


では何の利点があるのか?
立ち絵の後ろに来るパーツを作る段階で、立ち絵の部分を切り取ったりしなくてよい。(特に複雑な立ち絵の場合は作業効率がアップすると思います)
という点が最大の利点になるかと思います。

ここでは尻尾を後ろで表示するということで書きましたが、この尻尾の部分を、
天使や悪魔の羽が羽ばたくアニメーションにしたり、効果音「ドドドド…」「ゴゴゴゴ…」
とか、さらには後ろでまったく別のキャラクターがアニメーションしたり…
等、アイデアしだいでは表現の幅が広がるのではないでしょうか?

ここで気をつけてほしいのは、立ち絵もアニメーションの部品として考えますので、
なるべく「サーフィスtxtで設定するサーフィス番号と同じ名前で画像ファイルを保存しないこと」に気をつけてください。



それではこちらにこのテンプレtxtをおいておきますのでよかったら使ってみてくださいな。

立ち絵の後ろでアニメーション用テンプレtxt