shiori互換dll『里々(さとり)』用辞書  『狐のいる生活』  # 過去話起動第1話トーク  # 過去話起動第2話トーク  # 過去話起動第3話トーク  # 過去話起動第4話トーク  # 過去話起動第5話トーク  # 過去話起動第6話トーク  # 過去話起動第7話トーク  # 過去話起動第8話トーク  # 過去話起動第9話トーク  # 過去話起動第10話トーク  # 過去話起動第11話トーク  # 過去話起動第12話トーク  # 過去話起動第13話トーク  # 過去話起動第14話トーク ##### 過去話起動第1話トーク ######################################## *過去話起動第1話トーク :\t(9999) :¥c「うえーん、うえーん。」 (なんだ…遠くで子供の泣き声がする…。) (…子供?) :¥c(9999)この辺りには人間が入り込めないように結界が張ってあるのに…。 偶然入り込んでしまったかなにかかな…? まぁ、私には関係のない事だけど……。 :「うえーん、うえーん。」 :(9999)…………。 :「うわーん、お父さん、お母さん〜!!」 :(9999)……しょうがないなぁ。 あまり関わるのは気が進まないけど、まだ小さい子みたいだし……。 (4279)っと、人に化けるのはあんまり得意じゃないけど、こんなもんでいいかな? まぁ、尻尾や耳は見えないだろうし。 (4611)どうしたの? :「うわーん、帰り道がわからなくなっちゃったよー!」 :(4612)そうなんだ……。 (4661)君はどこから来たの? :「ヒック…、私は菟丹生村から来たの…。」 :(4258)そう、じゃあこっちだね。 (4111)連れて行ってあげる。 :「本当!?ありがとう、お姉ちゃん!」 :(4611)はい、ここからまっすぐ行けば村に着くよ。 :「わぁ、ありがとう!!」 :(4709)あ、後私と出会ったことは内緒だよ? :「うん!!」 「それに、狐のお姉ちゃんに案内してもらったって言っても誰も信じてくれそうにないしねー。」 :(4606)(そんな…!?この子…、私の正体を見抜いて……!?) (耳や尻尾は見えないはずなのに……。) (4612)う、うん。 だからこれは君と私だけの秘密だよ? :「うん、ありがとー。またねー!!」 …………。 ………。 ……。 ¥c(うぅん……、む……。) :¥c(611)あ、起きた。 :(気が付くと牡丹に膝枕されていた。) (そうか、ソファーでちょっとウトウトしてたんだっけ。) (それにしても今の夢は?) :(212)ん〜、どうしたの? まだ寝ぼけてる? ##### 過去話起動第2話トーク ######################################## *過去話起動第2話トーク :\t(9999) :¥c「狐さーん、狐さーん!!」 (まただ…、これは牡丹の過去の記憶なのか……?) 「狐さーん!!近くにいるんでしょー!?」 :¥c(9999)(やっぱり、あの子…。) (自分で気が付いてないだけで、物凄い力の持ち主だよ……。) (どうりで結界に入ってきたり、私の正体に気が付くはずだ。) (私の居場所がわかることも……。) (しょうがない、ほおっておくわけにもいかないし……。) (4611)おや、また来たの? :「あ、狐さん。この間はありがとうね!!」 「お礼にお菓子持ってきたから一緒に食べようよ!!」 :(4606)(驚きマーク)!! (4611)(驚く)うん、食べよう!! :「えへへー、おいしいねー。」 :(5161)とっても甘いくておいしい!! :「よかったー。」 「ねぇねぇ、また来てもいい?」 :(4273)別にかまわないけど……。 (4658)山は危ないから、今度来るときはもう少し山の入り口で私を呼んで? (4611)迎えにいくから。 :「んー、でもなんて呼べばいいの?」 「狐さん、お名前は?」 :(4276)名前…、そうだね……。 名前を呼ばれる必要も無かったから……。 :「お名前がまだ無いんだね?」 「ん〜……、じゃあ『牡丹』ってどう?」 :(4612)(大きな笑み)(汗マーク)え…? 私、真っ黒な狐なんだけど……? :「眼だよ〜。」 「狐さんの目は真っ赤でとっても綺麗で牡丹の花みたいだから!!」 :(4361)そっか、じゃあ今から私の名前は『牡丹』にしよう!! (4658)(素の口)この名前大切にするね。 (4100)じゃあ君の名前は? :「あ、そっか。」 「私の名前はねー、『菊』っていうんだよ!!」 :(4611)へー、菊ちゃんか。 (4611)(大きな笑み)改めてよろしくね!! :「うん、よろしくね牡丹!!」 …………。 ………。 ……。 ¥c(うぅん……、む……。) :¥c(611)ンフフーフ、おっはよー♪ :(また牡丹に膝枕されていた。) :(200)ん? 呼んだ? (112)あれ、なんでもないの? :(思わず牡丹の名前を呼んでしまった……。) ##### 過去話起動第3話トーク ######################################## *過去話起動第3話トーク :\t(9999) :¥c「ねぇねぇ、牡丹これは?」 :¥c(4661)お、よく見つけたねー。 それは、食べられる山菜だよ。 :「やったぁ!!」 「よーし、じゃあ少しもらっていこうっと♪」 (……また、あの夢だ。) :(4259)菊ちゃんは、よくこの山に来てるけど、両親や村の人たちは心配しないの? :「大丈夫だよ。」 「こうやって山菜とって、お手伝いをしてるってことになってるから。」 :(4208)そっかー。 菊ちゃんは偉いんだね〜。 :「えへへー。」 (こんな他愛無い、だけど楽しそうな記憶が次々と浮かんでは消えていく。) …………。 ………。 ……。 ¥c(うぅん……、む……。) :¥c(611)ンフフーフ、良い夢みれた? :(やっぱり牡丹に膝枕されていた。) :(6)(驚きマーク)え!? 今度休みにどこか出かけよう!? (611)(大きな笑み)本当に!? (音符マーク)うわぁ〜、今から楽しみだなぁ〜♪ ##### 過去話起動第4話トーク ######################################## *過去話起動第4話トーク :\t(9999) :¥c「ほーら、大丈夫だって。」 :¥c(4638)うぅ、でもやっぱり怖いってばー。 :「何言ってるの、尻尾が九本もあるのに……。」 「とても九尾の狐の言うこととは思えないよ……。」 :(4638)そんなこといわれてもー……。 :(菊か…?) (だいぶ成長したんだな……。) 「大丈夫、どこからどう見ても人間だから。」 「それに私の知り合いって事にしとけば疑う人は誰もいないし、ばれないって!!」 :(4627)そ、そう? ま、まぁ菊がそういうなら……。 :「よーし、じゃあ村に向けて出発!!」 :(4638)うえぇ、やっぱり怖いぃ〜〜!! :…………。 ………。 ……。 ¥c(うぅん……、む……。) :¥c(611)あ、起きた。 :(この夢は、牡丹に膝枕されてる時に見るんだな……。) :(100)散歩行かないか? (611)うん、行く行く〜♪ :(昔に比べて町もかなり変わってるだろうし、牡丹の案内がてら色々まわってみるか。) ##### 過去話起動第5話トーク ######################################## *過去話起動第5話トーク :\t(4606)ふわー、これが菊の村なんだー。 :¥c「どう?いいところでしょ?」 :(4111)そうだねー。山の上から見てるのとまた違ったふうに見える。 :「お、菊ちゃん。調子はどうだい?」 「お蔭様で、絶好調だよ。」 「そいつは良いこった。どうだい、あまり物で悪ぃが食ってくかい?」 「お、いいの?ありがとう〜。」 「ん?なんだい、そっちの子は見かけない顔だが?」 「あぁ、私の友達だよ。」 「そうかいそうかい、ほれ食ってってくれよ!!」 :(4606)ふえ? い、いいの? :「まぁ、余り物だから偉そうには言えねぇけど、遠慮はいらねよ。」 :(4611)わぁ〜ありがとー!! (4120)……、(5161)(大きな笑み)うわ〜、おいしい!! :「そいつぁよかった。嬢ちゃん、またいつでも遊びにきなよ!!」 :(4111)うん、ありがとう!! :「どう?」 「ばれないし、怖くもないでしょ?」 :(4611)えへへー、そうだね〜。 これから村のこと色々教えてね。 :…………。 ………。 ……。 ¥c(うぅん……、む……。) :¥c(611)ンフフーフ、おっはよー♪ :(不思議な夢を見た後のいつもの光景だ。) (そういえば、牡丹がもらってた食べ物に似たものを売ってる店があったな……。) :(106)私が好きそうな食べ物売ってる店があるから行かないか? (211)もちろん!! 今すぐにでも行けるぞー!! ##### 過去話起動第6話トーク ######################################## *過去話起動第6話トーク :\t(4000)そーいえば、菊はこの村でなにをやっているの? :¥c「んー、そうだねぇ…。」 「まぁ、お祓いとか占いとか、呪術的なことを幅広くやってる感じかな?」 (そういえば菊にはかなりの力があったんだっけな……。) :(4011)へぇ〜、そうなんだぁ…。 :「そうだ、今度豊穣に関する祭りがあって、そこで舞を奉納するんだけど、牡丹も一緒に舞ってみない?」 :(4006)(驚きマーク)ふえ?私も!? :「いいじゃん、ちょうど狐も豊穣に関係してるし。」 「舞なら私がみっちり教えてあげるから。」 :(4373)(素の口)(汗マーク)あ、ちょっと用事思い出した。 :「ふふふ、どこに行こうというのかな?」 :(4038)アイエェエェェ〜〜!? :…………。 ¥c(賑やかな雰囲気、そして楽器の音…祭り…なのか?) 「ほーら、緊張しない、緊張しない。」 :¥c(4630)うー、だってー……。 :「たくさん稽古したでしょ?」 「大丈夫、やれるって。」 「ほら、出番だよ!!」 「いよ、まってました!!」 「今年は2人か、こりゃあ豊作間違いなしだな!!」 「さぁ、心を落ち着かせて……。」 「曲が始まるよ。」 :(4022)(汗マーク)う、うん……。 :¥c(賑やかな曲から一転、ゆったりとした曲が始まった。) (舞を始めた二人、とたんに村人は静まり返った。見入っているようだ。) (そして曲が終わった…。) 「うおぉ!!いいぞー!!」 「最高だったぞー!!」 「こりゃあ今年は収穫するのが大変だぜ!!」 :(4621)(驚く)ふえー、なんとか舞えたよぅ…。 :¥c「ふふ、お疲れ様、牡丹。」 …………。 ………。 ……。 ¥c(うぅん……、む……。) :¥c(611)ンフフーフ、良い夢みれた? :(確かに優雅な舞だったな…。) :(11)(大きな笑み)私の膝枕だもん、良い夢見てくれなきゃね〜。 ##### 過去話起動第7話トーク ######################################## *過去話起動第7話トーク :\t(9999) :¥c「よぅ、牡丹ちゃん。元気かい!?」 :¥c(4111)(大きな笑み)元気だよー。 おっちゃんはー? :「おかげさまでな!」 「おっと、そうだ。」 「これやるよ!!」 :(4611)(大きな笑み)わぁ〜、本当に!? いつもありがとー!! (5162)(大きな笑み)ンフフーフ、おいしい〜♪ :「はっはっは、相変わらず牡丹ちゃんは美味そうに食ってくれるな!!」 「それが一番のお礼ってもんだ!!」 :(5108)へへー。 :(だいぶこの村に慣れてきたのか……。) …………。 ………。 ……。 ¥c(うぅん……、む……。) :¥c(611)あ、起きた〜。 :(そういえば、牡丹が来てから随分経つが、町には慣れてきたんだろうか……?) :(20)そうだねぇ〜……。 (11)(大きな笑み)(ユーザ名)のおかげでだいぶ慣れてきたよー。 ##### 過去話起動第8話トーク ######################################## *過去話起動第8話トーク :\t(4000)菊は最近いいことあったの? :¥c「どうして?」 :(4317)最近の菊はなんかずっと楽しそうだからさ。 :「そうか……。」 「ん〜……、これは楽しいとは違うなぁ。」 「幸せそうというやつかな?」 :(4171)幸せ…? (4177)よくわかんないけど、楽しいってことよりもっと楽しいってこと? :「ふふ、まぁそうだな。」 「いつか牡丹もわかる日が来るよ。」 :(4000)それで、菊は何でその…幸せ……そうなの? :「ふふ、今度結婚することになったんだ。」 :(4101)結…婚……? :「そうだな、牡丹にわかるように説明すると、好きな相手とつがいになるってことかな?」 :(4106)ふえー、そうなんだ。 (4661)(大きな笑み)じゃあ私も菊と結婚したら幸せって気持ちわかるかな? :「あぁ〜…、えぇ〜と…、それはちょっと違うぞ。」 :(4171)むぅ〜、難しすぎるよぅ。 :「あはは、まぁゆっくりと理解していけばいいさ。」 「そう、ゆっくりとね……。」 …………。 ………。 ……。 ¥c(うぅん……、む……。) :¥c(611)ンフフーフ、おっはよー♪ :(幸せ……か。) (牡丹は今の生活をどう思っているんだろうか……?) :(11)そりゃもう楽しいよ!! :(やっぱり幸せ……、とはいかないか。) (なんとなくその答えに寂しさを感じる自分が居た。) ##### 過去話起動第9話トーク ######################################## *過去話起動第9話トーク :\t(9999) :¥c(村の皆が正装している。) (そうか、今日は菊の結婚式なのか……。) (牡丹は…舞でも披露するのか…?) (舞台の端で、待機しているようだが。) :¥c(4171)う〜…緊張するなぁ。 一人で舞った事はないけど……。 (4281)でも大丈夫。菊のためなら!! :(式は粛々と進んでいき、牡丹も見事に舞を舞いきったようだ。) (そして、その夜は飲めや歌えやのお祭り騒ぎが続く……。) …………。 ………。 ……。 ¥c「牡丹。」 :¥c(4000)ん、なーに? :「私の結婚式で舞ってくれてありがとうな。」 :(4111)(大きな笑み)いいよ、いいよ〜。 (4109)ちょっと緊張したけどね〜。 :「ふふ、そうか。」 「でも、あれだけ舞えるならもう自信もっていいんじゃないか?」 :(4220)へへー。 (4611)そういう菊だってすっごい綺麗だったよー。 :「ふふふ、ありがとうな。」 「おーい、菊ちゃん、牡丹ちゃん!!」 「早く戻ってこいよ〜!!」 「酒の肴がいないんじゃ盛りあがらねぇじゃねぇか!!」 「あぁ、すぐに戻るよ〜。」 :(4111)(大きな笑み)はーい!! :「はは……、全くもう。」 :(4611)(ニイィ)ンフフーフ、ここは本当に良い所だね〜。 :「そうだろう?」 「私の自慢の村さ。」 …………。 ………。 ……。 ¥c(うぅん……、む……。) :¥c(611)あ、起きた。 :(今度牡丹相手に晩酌でもしてみるかな……。) ##### 過去話起動第10話トーク ######################################## *過去話起動第10話トーク :\t(4629)(大きな笑み)ふわー…これが赤ちゃん? (5611)かわいい〜。 :¥c「ふふ、ちょっと抱いてみるかい?」 :(4006)え?ふわわ!? :「腕をこう回して、こうやって。」 「そうそう、そんな感じだ。」 :(4279)(驚く)ととと…。 わぁ、ちっちゃい……。 (4261)(大きな笑み)あ、見て見て、笑ったよ!! :「ふふふ……。」 (そう笑って牡丹を見つめる菊の眼はとても印象に残った。) (そう、いつか牡丹にもこんな日が来るように願うような……。) …………。 ………。 ……。 ¥c(うぅん……、む……。) :¥c(611)ンフフーフ、おっはよー♪ :(そういえば、牡丹は他の狐とはどうだったのだろう?) :(0)え? 山には私の他に狐は居ないのかって? (273)そりゃ居るには居るけど……。 (112)ほら、私って黒いじゃない? (171)しかも、小さな頃から雰囲気が特殊だったみたいで……。 (259)それが原因で同族とは思われなかったらしくてねぇ……。 (121)(はあぁ)酷い時は攻撃されたし……。 (12)それ以来、狐も警戒対象に入っちゃったから、他の狐とは交流がないんだよねー。 ##### 過去話起動第11話トーク ######################################## *過去話起動第11話トーク :\t(9999) :¥c「ほーら、牡丹!!」 「そうじゃないよ!!」 :¥c(4638)あうう〜。 :「…見事に繋がってるねぇ。」 「牡丹が切ったキュウリ。」 :(4371)難しいし私は別に料理なんか出来なくたって……。 :「よくないよ。」 「人間に溶け込む時、とりあえず家事全般は覚えておかないと苦労するよ?」 「それに、私の子守の負担も減るしね。」 :(4138)それが目的なんじゃないの〜!? :(なるほど、牡丹が家事できるのは菊が教え込んだからなのか……。) …………。 ………。 ……。 ¥c(うぅん……、む……。) :¥c(611)ンフフーフ、おっはよー♪ :(考えてみれば、狐が作った飯食ってるんだよなぁ……。) :(308)そういえば食べたい物ある? 今度作ってあげるよー? ##### 過去話起動第12話トーク ######################################## *過去話起動第12話トーク :\t(9999) :¥cカーン、カーン、カーン!! (村の鐘がけたたましく鳴っている…) 「何事だ!?」 「軍だよ!!軍がこの村目指して進軍してきてるんだ!!」 「バカな、なぜそのような!?」 「ど、どうする、菊さん!?」 :¥c(4006)菊ーーー!! なにか嫌な気配が近づいてる!! :「バカな殿様がこの土地を自分のものにしようと攻めてきたんだよ。」 :(4252)むー、そんなことはさせないぞ!! :「とりあえず、村の皆は急いで避難するんだよ!!」 (しかし、なんていう大軍だ……。) (村に対してこの人数はあまりにも多すぎる……。) 「ふふ、絶景だな。」 「来るぞ、矢の雨だ!!」 (二人は見えない壁を作って矢を防ぐ。) :(4255)うー、すごい数……。 でもこれくらいなら……。 (4256)え!? (9999)きゃうっ!! :(矢の中の一本が光の壁を突き破って牡丹の右耳をかすめた。) 「大丈夫か、牡丹!?」 :(4168)な、なんとか……、(9999)ぐうぅ!? :「ばかな、なぜ……?」 「何、この矢は…!?」 「まさか白面金毛九尾の退治に使われた矢か!?」 「阿呆どもが集めた矢の中に混じっていたのか!?」 「くっ、また矢が飛んでくる!!」 「はぁっ!!」 (菊が一人で防いでいるが……。) 「くうぅ…ぅ……。」 「ぐあっ!!」 (全員の目の前で菊が矢に貫かれた。) …………。 ………。 ……。 ¥c(はっ!?) :¥c(606)(驚きマーク)わぁ!? (12)あー、びっくりした。 飛び起きるんだもん。 (109)とりあえず、冷たい水でも持ってこようか? ##### 過去話起動第13話トーク ######################################## *過去話起動第13話トーク :\t(9999) :¥c(菊が矢に貫かれゆっくりと崩れ落ちていく。) :¥c(4632)(叫ぶ)菊…………? うぁ…、あぁあぁ……。 (4649)(叫ぶ)ああぁあぁぁあぁっ!!(9999) :¥c「ふはは、この場所に城を築き、再び戦を起こす!!」 「そのために鍛え上げた我が軍の力を持ってすれば天下はワシの物じゃ!!」 「軍の仕上がりを見るには役不足じゃが…、あの村を焼き払い、村の者は皆殺しにせよ!!」 :(4649)お前達……、この世から消滅してもらう……。 :「なんじゃ、九尾の狐じゃと!?」 「バカな、そんなはずは…!!」 :(4649)これはお前達が招いたことだ……。 (4699)(叫ぶ)受けよ、焔時雨……!! :(空が赤く光り、そこから無数の火球が降って来る。) (地面にぶつかったそれは兵を巻き込み大爆発を起こしてゆく。) (そして、ほんの数秒で軍は全て「蒸発φ」した。) :(4649)(むっ)ゆるさぬ……。 滅ぼしてや……る。 我が土地を荒らす者は……。 :¥c「牡丹の奴、怒りで…我を忘れている…のか……?」 「ゴホッ……!!」 「ぐぅ…、もうこれしかないのか……?」 「ゆるせ……、牡丹。」 「はあぁあぁ!!」 (菊の体からまばゆい光の帯が生まれ牡丹を包んでいく。) :(9999)ぐ…、ぐおおぉおぉ!! :(牡丹が激しく抵抗するがやがて牡丹を包み込んだ光は小さくなっていく。) (そしてその光は、山で拾ったあの箱に収められた。) …………。 ………。 ……。 ¥c(うぅん……、む……。) :¥c(611)あ、起きた。 :(これで牡丹が封印されることになったのか……。) (というか、牡丹はこんなにすごい妖怪だったのか。) (しかし、この土地でこんな事が起きたというのは聞いた事がない。) (たぶん、次の藩主が取り潰しを恐れて歴史から抹殺したんだろう……。) :(12)考え込んでどうしたの? ##### 過去話起動第14話トーク ######################################## *過去話起動第14話トーク :\t(4171)う…、うぅん……。 (4001)あれ…、ここは? :¥c「ここは結界の中さ。」 :(4006)(大きな笑み)あ、菊大丈夫!? 怪我治ったの!? :「残念だけど、私は助からなかった。」 「こうしているのは私の霊体だ。」 :(4007)そ、そんな!! :「それより私は牡丹に謝らなきゃならない。」 「この封印はかなり強力な結界でね……。」 「今まで村のために…そして私の親友に、こんなものをかけてしまったことを……。」 :(4121)(素の口)ううん、気にしてないよ。 そうしなきゃ、多分私は……。 :「そう言ってもらえると救われる……。」 「牡丹ならこの封印が弱まれば自力で出てこれるはずだよ。」 「……牡丹?」 :(4022)はっ!! :「牡丹、なにやってるだい!?」 「8本の尻尾を外に飛ばすなんて!!」 「判ってるのかい!?」 「自力で封印を破れなくなるんだよ!?」 :(4001)……うん。 でも……。 (4112)私が居ない間のことを考えるとやっぱりね……。 (4358)山に6本分、村に2本分。 (4200)これで、この土地は私が居なくても滅多なことじゃ災いとかは起きないはずだよ。 :「牡丹……。」 (菊が牡丹を抱き寄せる。) :(4120)ん…、暖かい……。 (4121)(はあぁ)うぅ…、ずっと…ずっと……皆と一緒にいられたらよかったのにぃ……。 :「そうだね……。」 「でも、もう私はこの封印と一体になってしまう。」 「本当に、さよならだ牡丹。」 :(4007)やだっ!! (4633)(はあぁ)菊、待って……、行かないでっ!! :(次第に菊は光になって消えていった。) …………。 ………。 ……。 ¥c(うぅん……、む……。) :¥c(611)ンフフーフ、おっはよー♪ :(そうか、牡丹を封印から解いた時に叫んでいたのはこれのことだったのか……。) (不思議な夢から覚めた後にいつも飛び込んでくる牡丹の笑顔。) :どう? 良い夢みれた? :(その笑顔がなんだか愛おしく見えて……。) :(1106)わっ!? ど、どうしたの、(ユーザ名)!? 急に抱きついきて!? (1124)えと…、あの……。 (1111)(小さな笑み)へへ、でもこうして(ユーザ名)にギュッとされるの初めてだね。 (1120)…………。